つながるABKネットワーク、資格取得や日本語運用力を高めるための教材・カリキュラム
ABKグループの学寮は、「互いに交流・理解し合い、民族や国を超えて友情を培うことができるように」という願いをこめて運営しています。アジア文化会館(ABK)には、24時間365日、スタッフが常駐し、夜間の電話対応や緊急対応が可能です。また、大学院/大学/専門学校生など先輩留学生が常時、50名ほど在館しているため、安心して学生生活が送れます。日本人大学生も少数ですが、在館しています。
<大学院>
東京大学大学院/中央大学大学院/日本大学大学院/東洋大学大学院/東京医科歯科大学大学院/東京芸術大学大学院/学習院大学大学院/慶応義塾大学大学院/埼玉大学大学院/青山学院大学大学院/早稲田大学大学院/明治大学大学院/法政大学大学院/文化ファッション大学院大学 など
<大学>
中央大学/デジタルハリウッド大学/東洋大学/早稲田大学/東京工業大学/東京理科大学/日本大学/学習院大学/上智大学/東京大学/立教大学 など
<専門学校>
専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ/東京デザインテクノロジーセンター専門学校/国際デュアルビジネス専門学校/駿台トラベル&ホテル専門学校/駿台外語&ビジネス専門学校/日本電子専門学校 など
全教育機関合計:102校
ABK COLLEGE設置母体の公益財団法人アジア学生文化協会は、1983年にABK日本語コースと呼ばれる日本語学校を設立。
当初60人の定員で開始した日本語学校は、30年後、400名の定員まで大きく成長しました。
これまで独自の教材開発にも力を入れ、当校の学生だけでなく、一般の外国人でも活用できる教材を開発、日本国内はもとより海外でも出版しています。
これまで国内版・海外版合わせて30種類以上もの出版をし、その中でも特に、「完全マスター2級 日本語能力試験文法問題対策(株式会社スリーエーネットワーク)」は開発された当初から15年以上に渡り、不動の人気を誇っております。2013年には新しく、「TRY!
文法から伸ばす日本語(株式会社アスク出版)」シリーズを開発、新しい日本語能力試験に合わせ、N5レベル対応のものからN1レベル対応までの5種類を日本だけでなく、諸外国でも販売を開始しました。
今までの30年間の日本語教育ノウハウを結集し、これら独自教材などで日本語能力試験等の資格水準に効率よく至るよう日本語学習を導きます。
ABK COLLEGEでは、日本や日本人を知るための多彩な活動を行っています。
学内イベントのほか、地域の小学校・中学校との交流会や大学との共同授業、「ABK留学生友の会」という日本人ボランティア団体が行う課外活動や夜間の日本語会話練習サークルなどを通じて、日本人と触れ合う中で「日本」を理解することができます。
選択科目では、授業や活動、寮生活で知る日本語の難しい表現や、背景となる文化の理解をさらに深められます。
<選択科目一例>
慣用表現を学ぼう/日本の「今」を知ろう/広告で学ぶ日本語/東京散歩
ビジネス日本語/接客日本語/「怖い」日本語/日本語 微妙な使い分け
進学・就職準備講座/クイズ・パズルで学ぶ日本語 など
ABK出身者は1万人以上におよびます。
起業家や大学教授、留学生の支援協会に携わるなど、様々な世界で活躍しています。
(※1957年に公益財団法人アジア学生文化協会が設立されて以来、ABK学寮生やABK日本語コース卒業生など)
ABK COLLEGEの校舎は、ABK(アジア文化会館)で寮生活をしたり、日本語を学習した留学生と、ABKに関わった多くの方々の献身的なご協力とご寄附により2013年に設立されました。
始まりは、2007年、ABKの50周年記念行事の一環で、タイのバンコクにて、アジア各地のABK同窓生代表者が集まり、今後、50年のABKの課題を挙げてもらいました。その中で、これまでの学寮の雰囲気を持った学校を建設した方が良いと、ABKの留学生諸先輩からご提案がありました。しかし、学校を建設したいが、資金が足りない、との課題に、ABK同窓生が立ち上がり、募金活動を世界各地で呼びかけてくれました。そこから少しずつこの活動はFacebookなどを通じて世界中のABK関係者に広がり、ついには各国で募金パーティーを開催していただくまでになりました。
そのおかげで海外、国内合わせて1,020件の個人・団体からの募金が集まり、同窓生募金総額5,800万円、篤志家2名(*故杉浦ゆき様、故溝上泰子様)から6,700万、合計2億4,500万円が集まり、ABKCOLLEGE開校が実現したのです。
校舎外観
こだわりぬいたデザインと最新の耐震構造
テープカット式の様子
ABK COLLEGE設立記念式典
にて
ABK同窓生募金寄付者銘板
玄関に設置しています
*
杉浦ゆき様は、新星学寮OB、元法務大臣の杉浦正健様のご母堂。また、溝上泰子様は元島根大学教授で、人類の中にある差別の解消と女性の地位向上のため一生を捧げられた方です。お二方とも、アジア留学生のためにとご寄付いただきました。そのご高志に対する感謝の気持ちを表し末永く記念させていただくために、ABK
COLLEGEの4番教室と8番教室には、お二方の名前を刻んだプレート「溝上泰子記念教室」「杉浦ゆき記念教室」を掲げさせていただきました。
4番教室
2Fにある溝上泰子記念教室
前に飾られたプレート
8番教室
3Fにある杉浦ゆき記念教室
前に飾られたプレート
東京大学をはじめとして日本の有名大学が集まる文京区。日本人学生と留学生の交流の場としての役割を担うABK(アジア文化会館)。
学生が多く、治安の良いこの街で、日本の四季を感じながら、楽しい学生生活を過ごせます。
東京大学
湯島天神
六義園
50年以上に渡って、留学生とともに歩んできた公益財団法人アジア学生文化協会が設置する学校法人ですので、安心かつ信頼いただけます。
ABK COLLEGEの設置母体は、公益財団法人アジア学生文化協会です。同協会は、1957年に文部省から認可を得た公益法人です。その母体は1924年に設立され、戦後、新星学寮(しんせいがくりょう)※1と名前を変え、現在も学寮として運営されています。同協会は、アジア各国からの学術研究者や留学生、研修生のための会館、アジア文化会館(Asia Bunka
Kaikan、ABK)※2を1960年に現在の文京区本駒込に建設、それ以来、この会館に海外からの研究者、留学生、研修生を仲間として暖かく迎えて参りました。また、外国政府からも高い信頼と評価をもとに、多くの外国政府派遣生の受入を行って参りました。
留学生と長い間、共に歩んできた公益財団法人が創る学校法人ですので、安心と信頼が違います。
※1 新星学寮
※2 アジア文化会館竣工(1960年)